私は片付けに情熱を注ぐ人間ですが、夫はあまり片付けに関心を示しません。しかし、ある日夫が突然「それ、捨てる時では?」と指摘しました。
問題のアイテムは、フタが不完全な保存容器でした。
普段は壊れたものを即座に処分する私ですが、この容器に関してはフタが不完全であるにも関わらず使用を続けていたのです。
継続使用の理由
- フタが不完全なために蓋の開閉がしやすかった
- 使用感に富んだ適切なサイズであること
この機会に、我が家の「保存容器」を隅々まで調べてみることにしました。多くのプラスチック容器の使用期限は概ね3年とされています。
私たちの家にある容器は、引越しを機に新調したもの。現在の住居に移り住んでから早5年が経過し、それらの容器も同じく5年間使われ続けていることになります。
更に、引越し前から使用していたもっと古い保存容器も存在します。あまりに長年使用していると衛生面で問題が生じることもあります。
頑丈で壊れにくいからと言って見過ごしてしまうと、気づかぬうちに衛生的に問題が発生する可能性があります。だからこそ、時折は意識的にこれらのアイテムを見直すことが大切だと改めて感じました。
保存容器の交換時期
保存容器に以下のような症状が見られた時は、交換時期かもしれません。特に経年による劣化が主要なサインです。
- 匂いが付着して取れない容器
- 色が移って変色している容器
- 蓋の部分が欠けている、または割れている状態
- 容器自体にひび割れが生じている場合
- 蓋が歪んでおり、電子レンジで加熱しすぎたことによる変形が見られる
イオンPBブランド「ホームコーディ」のタッパーに夢中
偶然出会ったイオンのプライベートブランド「ホームコーディ」のタッパーに心を奪われました。使用してみるとその魅力に取りつかれ、何回も追加購入してしまったほどです。
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電子レンジ対応のフタ付き保存容器の便利さ
電子レンジで加熱する際の小さな悩みとして、「通気口の蓋が閉じなくなる」という問題は耳にしたことはないでしょうか? 自分自身、これまで何個かの保存容器をこのトラブルで使えなくしてしまった経験があります。
通気口が凍った保存物の場合、蓋を少し開けて加熱する方法をとりますが、開ける際に苦労することが多く、その都度ストレスを感じています。
しかし、イオンで手に入れた保存容器は、蓋を外さないですむ設計で電子レンジに使用できるという利点があります。使用を始めて1年が経過しましたが、蓋も容器本体も一切変形することはありませんでした。
早く乾く仕様
従来のタッパーウェアは、洗った後に水切りかごに置き一晩経っても、溝に水滴が残ることはよくある話でした。しかし、ホームコーディションシリーズは溝がないため、わずか数時間で乾燥するのです。布巾を使った際も、しっかりと水分を拭き取ることができ大変便利です。
乾きが早いというのは、それだけ早く片付けることができるという意味です。これによってキッチンの整理整頓に助かります。食器や保存容器を即座に片づけたいという私にとって、このアイテムはまさに願ってもない便利グッズでした。
収納時の便利さ
蓋を取り外すことで、小さく折りたたんで積み重ねが可能です。そのため、保管時にスペースを節約できます。
サイズの多様性
様々な形状で長方形や正方形、ご飯専用の形の容器があり、S、M、Lのサイズが揃っています。必要に応じて用途に合わせた選択が可能です。一膳分のご飯を入れる専用の丸型もありますが、我が家では正方形のSサイズを使用しています。こちらのサイズの方が、保存時に無駄なスペースが少なくて済みます。
デザインがスッキリしている
蓋は白色、本体は透明です。中身が見えるため、視覚的にもスタイリッシュ。保存容器を揃えることで、冷蔵庫内がスマートに整理できるようになりました。
「ジップロックコンテナー」の使い勝手は?
以前に購入した「ジップロックコンテナー」は、古いデザインのものを使用している状態です。自宅では、大きさが異なる3種類のサイズを取り揃えております。具体的には、「300mlの小さめサイズを7個、500mlの中間サイズを4個、800mlの大きめサイズを2個」という組み合わせです。
シリーズで揃えると便利
保存容器は同じブランドで揃えると、重ねたり収納したりする際に美しく整理することができます。冷蔵庫内でも、統一感のある見た目がお洒落ですね。
半透明仕様が便利
「ジップロックコンテナー」はその本体が半透過であるため、中の内容が一目で確認できます。フタを開ける必要がなく、冷蔵庫の中から取り出す際に、何が入っているかをすぐに判断でき、スムーズに手に取ることが可能です。
コンパクトに収納できるのが魅力
保存容器のメーカーを統一すると、ぴったりと積み重ねられるため、収納がコンパクトになります。
フタの共有が可能な点が魅力
「ジップロックコンテナー」の中と大サイズのものでフタの大きさが同一であるため、ほとんど迷うことなく使用できます。口径が同じであることから、フタを共有することができるので、推奨できるポイントです。
冷凍ご飯に最適な容器
私はお米を冷凍保存するために、小サイズ(300ml)の容器をいくつか所有しています。他のサイズの容器に比べてこれが一番多いです。ちょうど一食分のご飯が収まる便利なサイズなのです。
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食洗機対応が魅力の保存容器
多くの保存容器では、本体は食洗機での洗浄が可能なものの、蓋部分が対応していないケースが見られます。特に蓋の隙間の手洗いは手間がかかりますよね。
しかし、「ジップロックコンテナー」の場合、蓋も含めて食洗機使用が可能です。蓋と本体を分けて洗う必要がないのは、確かに便利です。
ただし、手で洗った際に水切れが少しだけ悪いと感じることがあるかもしれません。これが少々のマイナス点に感じられる方もいるでしょう。
フタも電子レンジ対応で便利
ジップロックの容器のフタは、電子レンジにも使用可能です。
お米を温める際は、フタを斜めに少しずらして置くことで加熱ができます。
これにより、ラップの節約にもつながりますね。
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ダイソーの「耐熱ガラス容器」の機能性について
ダイソーから販売されている「耐熱ガラス容器」は、食品保存用として重宝します。この容器は「ジップロックコンテナー」に類似しており、3つの異なるサイズがあります。
具体的には、「310mlの小サイズが4個、530mlの中サイズが3個、800mlの大サイズが1個」がセットになっています。
「ジップロックコンテナー」同様、これらの耐熱ガラス容器も正方形であり、収納時の整理が容易です。積み重ねても見栄えが良く、キッチン空間をすっきりと整えられる点が魅力です。
耐熱ガラス容器の最大の利点は、プラスチック製品と同等の使い勝手を持ちながら、さらに多くのメリットを享受できることです。
サイズ違いで積み重ね可能な点が魅力
例えばダイソーの「耐熱ガラス容器」においては、大小さまざまなサイズのものをスタックすることができるのが特徴です。個人的には同じサイズの容器を積み重ねて使用しておりますが、底面同士がちょうど良く嵌まる設計となっています。
食器としてそのまま食卓に出せるのが好評
プラスチック製の保存容器を使用すると、そのまま食器としてテーブルに乗せるのは少し抵抗がありますよね。しかしながら、別の皿に移し替えたところで、それは洗い物を増やしてしまうだけです。ガラス製の保存容器であれば、それをそのまま食卓に置いても、見た目が非常に綺麗です。我が家では、作り置きしておいた料理や手作りの焼き菓子など、ほとんど耐熱性のガラス容器を利用しています。
色や匂いの移らない保存容器の選び方
プラスチック製の保存容器にカレーやミートソース類を保管する場合、色や匂いが容器に残りがちです。しかし、耐熱ガラス製の容器を利用するとそのような問題は起こりません。キムチ等の強い香りの食品も安心して保存できます。
耐熱ガラスの利点
電子レンジで油分の多い食べ物を温めると、プラスチック製の保存容器が溶けてしまうトラブルに見舞われた経験はありませんか? ハンバーグや唐揚げ、カレーなどを加熱する際には、特にその心配があるでしょう。
しかし、電子レンジ対応の耐熱ガラス容器であれば、そのような心配は無用です。加えて、耐熱ガラスはオーブンや魚焼きグリルでも使えるため、グラタン皿の代用品としても活躍します。
例えば、ご飯と残ったカレーを耐熱ガラス容器に入れ、上にチーズを乗せて焼くだけで、手軽にカレーグラタンが完成します。まるでレストランのような一品が、あなたのキッチンから生まれるかもしれません♪
乾燥のスピードが魅力
プラスチック製の保存容器が持つ、乾きにくさという欠点をガラス製の保存容器なら感じさせません。早く乾いてしまうため、洗い終わったら直ぐに片付けることができるのはほっとする点です。
一方で、「耐熱ガラス製保存容器」には注意が必要です。それは壊れやすいという特性です。厚みがあっても、普段使いで壊れることは少ないですが、時々、気が付くと小さな欠けが生じていることもあります。
加えて、多少の重さがあります。そのため、子供が扱う際には十分な注意が求められます。
収納スペースの設定
100円ショップで容易に購入できる「保存容器」は、手軽さゆえに気づけば集まってしまうものです。冷凍用のご飯を入れるには適しているかもしれませんし、スープなどは丸型が使い勝手が良いでしょう。積み重ねが可能なタイプも便利ですが、ついつい様々な理由を付けて増やしてしまうことには注意が必要です。
自宅で保有している保存容器を全部並べると、「こんなに多かったの!?」と自己の所有量に驚くこともあるでしょう。私の家では、食器棚の一部分を完全に保存容器が占めていました。
勝手に保存容器が増えないように、「このスペース内に収まる分だけ」という制限を設けることが重要です。スペースを限定すれば、一目でその量を確認できますし、管理も簡単になります。加えて、新しい容器を購入したら古いものを一つ処分するというルールを守れば、さらに収納は完璧になります。
全てを並べて確認しよう
始めに、あなたが持っている保存容器の量を確認しましょう。次のステップで進めてみてください。
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デスクの上に、全ての保存容器を展開します。
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長年使った結果、傷んでいるものや、必要以上に多いものは整理して処分しましょう。
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保存容器を収納するスペースを決めて、整理整頓します。
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必要があれば、新しい保存容器に交換するのも一案です。
ふたと本体の数が一致しないものも、処分するべき対象に含まれます。
ぜひこの方法を試してみてください。
古い保存容器は一括廃棄せずに
新しい保存容器への買い替えの際、一気に処分するのではなく、段階的に廃棄することを推奨いたします。理由としては以下の点が挙げられます。
- 一度に処分すると、保存容器が不足することがある
- 多量に購入すると、使用しない過剰な数になるリスクがある
使用しないタッパーは、いつでも処分可能です。しかし、一気に廃棄するとゴミ袋が重くなり、処分作業が困難になることもあります。従って、保存容器は必要に応じて徐々に購入し、新たに購入した分のみを処分することを心がけましょう。不足する場合は追加で購入し、余分なものは最終的に思い切って処分することが、経済的にも合理的です。
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保存容器の処分タイミングと再利用のコツ
日常生活で頻繁に用いられるプラスチック製の保存容器ですが、使い続けるうちに徐々に劣化していきます。劣化の目安となるのが容器の着色や変形です。このようなサインが見られたら、処分する勇気を持つことが大切です。
とはいえ、「全ての容器を新しくしよう!」と決断した際には、まだ使える容器を捨てるのは惜しい気持ちになることでしょう。私自身も経験があり、状態が良い古い容器には、冷蔵庫の整理用具としての新たな役割を与えたり、小さなおもちゃのパーツ入れとして再利用したりしました。
かつて、独身時代に一人暮らしを始めた際、親や友人からもらったタッパーがありました。新しい製品の方が明らかに使いやすいのに、捨てるのに躊躇し、結婚してからもずっと取っておくことになったのです。それが10年以上もの長きにわたってしまいました。
しかしある時、思い切って古い容器を処分したところ、キッチン空間が一気に快適になりました。今になって思えば、その選択は正しかったと感じます。というのも、その一連の行動をきっかけにキッチンが清潔で機能的な空間に生まれ変わったからです。